女性特有の臭い

口臭の原因となる歯周病には女性特有のリスクがあった!においを防ぐ対策法とは?

今や国民病と言っても過言ではない歯周病。程度はさまざまであれ、実に日本人の8割近くが歯周病にかかっていると言われています。

これまでは中高年の病気のイメージがありましたが、若い方や小学生にまで軽い歯周病の兆候がみられることも。症状が進むと膿や出血などを伴うために口臭の原因となってしまいますので、早い段階で気づき、適切なケアをすることが大切です。

とりわけ女性には、歯周病にかかりやすい特有のリスクがあると知っていますか?今回は女性と歯周病についてまとめます!

歯周病とは

歯周病は、歯と歯茎の間にできた隙間で歯周病菌が繁殖して炎症をおこす病気で、進行すると歯茎の下にある骨まで溶かしてしまい、最後には歯がぐらついて抜けてしまう事もある怖い病気なのです。

2011年に厚生労働省が行った調査によると、20代~80代のおよそ80%が歯周病にかかっているとされ、生活習慣病だと考えられるようになっています。

歯周病と口臭

口臭の原因はたくさんありますが、中でも歯周病による口臭はにおいが強いのが特徴。通常の口臭は50センチの距離でで伝わるとされているところ、症状の重い歯周病の場合は、驚く事に2メートルほどの距離であってもにおいが伝わってしまうと言われています。

この悪臭の原因は、歯周ポケットの中で繁殖する歯周病菌が作るガスが原因なのですが、

  • 硫化水素・・・おならのようなにおい
  • メチルメルカプタン・・腐った魚のようなにおい

代表的な歯周病によって発生するこの2つのガスが混ざったら、どれほど強いにおいになるか恐ろしくもありますね。

また、歯周病が進むと歯茎が腫れて、出血したり膿が出たりもしますので、これらとガスが混ざり合う事で更ににおいは強くなっていくのです。

歯周病にまつわる女性特有のリスク

女性ホルモンは歯科疾患に関係している

平成17年度に厚生労働省が行った「歯科疾患実態調査」によると、幼少期から80歳代までほぼすべての期間において、男性よりも女性の方が虫歯にかかっているという結果が出ています。

理由として挙げられるのが女性ホルモン。女性はその一生を通じて女性ホルモンの分泌量の増減がありますが、この変動は女性の歯科疾患に大きく関係しています。

歯周病菌の中には「女性ホルモンを栄養源として好む菌」がいる事も分かっており、特にホルモンの分泌が増える時期には菌の繁殖も活発になりますので、注意が必要。

短いスパンで言うと、生理前後に歯茎の軽い腫れを感じる方もいますが、それも女性ホルモンのバランスが変化しているからなのです。

思春期・妊娠・出産時期

この時期には女性ホルモンが増えますので、女性ホルモンを好んでエサとする歯周病菌も増えやすくなります。

女性は初潮を迎える頃になると「思春期性歯肉炎」にかかりやすくなります。学校での人間関係や勉強などのストレスも重なって、歯茎が腫れて傷んだり虫歯が増える傾向にありますので、甘いものの食べ過ぎは控える・歯磨きを徹底するなど生活習慣を正すことが予防になります。

妊娠・出産時期にも女性ホルモンが増えます。この時期には「妊娠性歯肉炎」にかかりやすくなります。つわりなどで歯磨きが十分にできなくなるのも理由の一つ。地域によっては「妊婦歯科検診」を行っている所もありますので、積極的に利用したいですね。その際には、お腹が大きくなると仰向けの姿勢がつらくなりますので、早めの受診がおすすめ。

女性がなりやすいドライマウス

女性は、男性に比べると唾液腺の大きさが小さいために、唾液の分泌量が少ないという特徴があります。

更年期を迎えた後は、特に女性ホルモンの分泌が減ることにより、更に唾液の分泌が減ってしまいますので、「ドライマウス(口内の乾燥)」による歯周病に注意が必要です。唾液にある優れた自浄作用が弱まり菌が繁殖しやすくなりますので、できるならば数か月~半年に一度は歯科医での検診を受けるようにすると安心でしょう。

歯周病を予防するには

毎日できる一番の対策は「歯みがき」です。

  • 毎食後にこまめに磨く
  • 自分に合ったサイズの歯ブラシを使う
  • 歯間ブラシやフロスを使って汚れの取り残しを防ぐ
  • エナメル質を強くする「フッ素」配合の歯磨き粉を使う

歯みがきを丁寧にするコツは「歯ブラシを濡らさない」こと。歯ブラシを濡らしてしまうと、歯磨き粉が泡立ち過ぎてしまい、すぐに吐き出したくなってしまいます。水は無しで、しっかりと一本一本を時間をかけて丁寧にブラッシングしましょう。

汚れが残ったまま時間が経つと、歯石に変化してしまうのですが、こうなると歯磨きで取り除くことは出来なくなってしまいます。毎日のこまめな歯磨きにプラスして歯科医の定期的な受診も効果的。

また、歯みがきだけでは口内をきれいにできるか不安だ、妊娠中で歯ブラシを使うのがつらい、職場の昼休みなどであまり丁寧な歯磨きが出来にくいなどの場合には、歯周病予防用マウスウオッシュなども併用するのがおすすめ。

まとめ

女性は、ホルモンバランスの変化やそもそもの歯の構造により、男性よりも歯周病のリスクが高いことが分かりました。歯周病は強い口臭の原因になってしまいますので、毎日の習慣として丁寧な歯磨きを心がけるとともに、歯科医での歯石除去なども行い歯周病予防への意識を高めるのが大切となります。

フッ素配合の歯磨き粉や、歯周病予防のマウスウォッシュ、フロスや歯間ブラシなど、口内をキレイに保つためのアイテムが色々とありますので、試しながら使いやすく合っているものを選ぶと良いでしょう。

⇒歯周病予防のマウスウォッシュをチェック



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